できることを、組み合わせる。
装置づくりに必要なのは、一つの技術だけではありません。
測る。検査する。動かす。運ぶ。自動化する。
それぞれの技術を、対象物や工程、使用環境、そして解決したい課題に合わせて組み合わせ、一つの仕組みにしていきます。
センサや画像処理、モータやアクチュエータ、電気制御だけでなく、リンク、カム、スライダ、歯車などの機械要素も、目的を実現するための手段の一つです。
大切なのは、特定の技術を使うことではなく、その現場にとって必要な仕組みを考えること。
一つひとつの技術を目的に合わせて組み合わせ、装置全体を見ながら形にしていきます。
測る・検査する
測定や検査では、対象物や目的によって、必要な方法も精度も異なります。
私たちは、最初から測定方法やセンサを決めるのではなく、何を測りたいのか、どのような状態を確認したいのか、どの程度の精度や時間が求められるのかを整理するところから考えます。
接触・非接触の測定、センサや画像処理など、それぞれの特徴を生かしながら、対象物や使用環境に適した方法を選び、必要に応じて機械機構や位置決め、搬送なども組み合わせて装置として形にします。
また、測ることそのものだけでなく、測定結果の記録や判定など、その前後の工程を含めた仕組みとして考えることも大切にしています。
測定方法から考え、現場で使える測定・検査の仕組みにする。
それが、私たちの「測る・検査する」です。
動かす・運ぶ
装置の中では、さまざまな「動き」が必要になります。
対象物を送る、位置を決める、向きを変える。あるいは、装置そのものが移動する。
私たちは、対象物や工程、使用環境に合わせて、必要な動きとその仕組みを考えます。
モータやアクチュエータによる駆動だけでなく、リンク、カム、スライダ、歯車などの機械要素も組み合わせ、目的に合ったシンプルで確実な機構を設計します。
また、運ぶことや移動することを単独で考えるのではなく、搬送・移動と測定・検査を組み合わせることで、移動しながら状態を確認するなど、一つの装置の中で複数の機能を実現することもできます。
必要な動きを考え、測定や検査とも組み合わせて、一つの仕組みにする。
それが、私たちの「動かす・運ぶ」です。
自動化する
自動化の方法は、現場によってさまざまです。
人が行っている作業をそのまま機械に置き換えるだけでなく、工程全体を見ながら、どの作業を、どのような方法で自動化することが適しているのかを考えます。
測る、検査する、動かす、運ぶ。
それぞれの機能を必要に応じて組み合わせ、機械機構やセンサ、電気制御などを一つの装置としてまとめていきます。
また、すべてを自動化することが最適とは限りません。
人が行う作業と装置が担う作業を分けるなど、実際の工程や使い方に合わせて、無理のない仕組みを考えることも大切にしています。
工程全体を見ながら、現場に合った自動化の仕組みをつくる。
それが、私たちの「自動化する」です。
構想から現場実装まで
専用装置づくりは、図面を描いて終わりでも、機械をつくって終わりでもありません。
お客様から課題やご要望を伺い、必要な機能や方法を整理するところから、装置の構想を考えます。
構想がまとまれば、機械設計、電気制御設計、製作・組立へ。
実際に装置を動かしながら調整を重ね、据付後も現場で使える状態になるところまで関わります。
一つの装置を構想から見続けることで、設計の途中で製作方法を見直したり、組立や調整で気づいたことを設計へ戻したりすることもできます。
そして、装置が稼働したあとに必要となる改良や保守についても、長く使っていただくための装置づくりの一部だと考えています。
構想から設計・製作、据付・調整、そしてその先まで。
装置全体を見ながら、現場で役立つ仕組みを形にしていきます。
